電子ピアノでの練習
何度か書いていますが、J専にもかかわらず我が家は電子ピアノです。
正直グランドピアノがあるお宅がうらやましくないわけではありません。
可能ならばグランドを買ってあげたい。
でも、我が家の住宅事情からそれは100%無理。
ならば、電子だからダメと言われないように工夫するしかない!
そんな思いで、日々練習しています。
そんなわけで電子ピアノを使った練習で工夫していることを書いてみます。
設定を変えてみる
我が家の電子ピアノには色々な設定項目があります。
専門的過ぎてわからないところも多いのですが、我が家の設定はこんな感じ。
タッチカーブ | 鍵盤の重さ | ノーマルまたはライト |
リバーブ | 残響 | コンサートホール |
ボイシング | ハンマーの状態 | ダイナミック |
ダンパーレゾナンス | ペダルの共鳴 | 10段階中7~8 |
ダンパーノイズ | ペダルのノイズ | 10段階中7~8 |
ストリングレゾナンス | 弦同士の共鳴 | 10段階中7~8 |
開放弦レゾナンス | 高音部の弦の共鳴 | 10段階中7~8 |
キャビネットレゾナンス | ピアノ筐体の共鳴 | 10段階中7~8 |
キーオフエフェクト | 低音部の弦 とダンパーの触れる音 |
10段階中7~8 |
キーアクションノイズ | 鍵盤のノイズ | 10段階中5~6 |
ハンマーディレイ | ピアニシモの時の ハンマーの遅れ |
10段階中5~6 |
この他にもいろいろありますが、できるだけ響かせる状態にしています。
特に鍵盤の重さは、生ピアノの方が鍵盤が重い!なんて話もあるので
重い設定にされている方も多いと聞きますが、我が家はあえてライト
(時々ノーマルにもします)
一回ヘビーにしたことがあったのですが、とにかく力いっぱい弾かないと音が出ない印象です。そして、音を出そうとすることに一生懸命になってしまい
タッチとかどうでもよくなってしまいます。
実際のピアノはそこまで重くないし、雑な弾き方が身についても困るので
ライトでタッチと音色の違いを聴きながら弾くようにしています。
電子ピアノといえど雑に弾けば雑な音がちゃんと出ます。
設定項目は、まだまだ研究の余地あり。暇な時を見つけてはいじっています。
録音機能を活かす
電子ピアノは録音、再生が簡単にできます。
自分の音をよく聞いて!といっても、なかなか難しいので、時々録音します。
いくら口で言っても間違えを認めないことが多いのですが、
そんなとき録音した音を聴かせれば一発でわかるので大変重宝します。
また、録音するというと多少緊張するようなのでステージのちょっとした緊張を体験させるのにも役立っているようです。
音色を変える
エレクトーンには遠く及ばないものの、電子ピアノにもいくつか音色が入っています。
せっかくあるのだから使わなければもったいない・・・
というわけでもないのですが、曲のイメージをつかむためにも役立つので
時々音色を変えてみることもあります。
例えば、オーケストラ曲ならストリングスで、トランペット曲ならブラスで、といった具合です。
またバッハの曲をチェンバロで弾く、なんてやってみても面白かったです。
ちなみに音色を他の楽器に変えると鍵盤の弾き方によって音の出方も変わります。
こういうところは、ちょっとエレクトーンっぽいと思っています。
どんなに頑張ってもグランド>>>>>電子ピアノであることは分かっていますが
それでも、下手なのを楽器のせいにしてほしくないので
日々、使い方を研究しています。