J専でやること
今年もあと少し。幼児科の方は進級先についてそろそろ決めた頃でしょうか。
各コースの説明会も順次行われていると思います。
幼児科でレッスンを持て余してしまうような子にはJ専へのお誘いがくると思います。
総合やアンサンブルコースではきっと、また時間を持て余してしまいそう。
でもアンサンブルは捨てがたいし、ある程度弾けるようになってほしい。
そんな思いで悩みつつ、J専進級を考える人が多いようです。
ですが、J専でメインにやるのは作曲&変奏です。
これが好きじゃない、イヤって子には辛すぎるコースです。
ちいのクラスの先生の場合ですが、5月にレッスンが始まって以来
毎週、変奏(伴奏だけ、メロディーだけ、両方)、作曲の宿題のうち必ず1個は出ています。
そして、1年目最初はあんまりアンサンブルはしません。
みんなで同じ曲を弾いて、メロディーを〇〇ちゃん、伴奏を〇〇ちゃんね~
という事はありますが、パート分けしてのアンサンブルはほんの数曲。
あとは、移調、変奏、作曲、即興。それからたまに歌。
本当に「作る」ことに重きをおいたレッスンだよな~と思っています。
かといって、J専を続けていれば作曲家になれるかというとそれも違いますが・・・
そして、J専の数あるイベントのうち、重きを占めるJOC。
まだ字もろくにかけないヒヨッコが数分もある曲を作って演奏します。
曲なんか作ったことのない子がいきなり、です。
もちろん、簡単なことでは無いのでレッスン時間の多くがこのJOCに割かれます。
そして、1回きりではなく毎年やってきます・・・
正直、コンクールとか発表会の方が数倍楽です。
こんな事書くと、「やっぱりJ専って大変。ついていけない!」なんて思われるでしょうが、
終わってみての感想は、「無理だと思ったけど、なんとかなった」です。
ものすごく高い山も一歩ずつ進めばそのうち登り切れるように
JOCも少しずつでもやっていけばなんとかなります。
ようは、その「少しずつ」が出来る(耐えられる)かどうか。
毎週の課題をなんとかこなしていけるかどうか。
とにかく1年目ははじめてづくしで、慣れるのが目的。学校と一緒です。
来年はきっと、きっともう少しいいやり方ができるに違いない!
とすこ~し、期待しています。