グレード試験について
ヤマハには、グレードという資格があります。
これを持っているからといって、大して役には立たないのですが、
ヤマハに通っていると、受験は、ほぼ必須です。
ヤマハグレードとは
ヤマハグレードは実はピアノ、エレクトーンだけではなく
管楽器やドラム、クラシックギターもあります。
試験内容は主に、曲の演奏と初見演奏、伴奏付け、編曲です。
また、こうした演奏グレードとは別に指導者グレードというものもあります。
ヤマハの講師になるには、この指導者グレードが必須です。
J専の場合は1年目で9級取得を目指し、その後1年で1級ずつ上を取得、
6年生では指導者5級の取得も目指せるそうです。
とりあえず、1年目のちいは今年9級を目指します。
演奏グレードについて
※10~6級については2018年11月から変更がありました。
演奏グレードは演奏中心のAコースとソルフェージュも含んだBコースがあります。
Aコースは①自由曲②課題曲③初見演奏
Bコースは①自由曲②初見演奏③伴奏付け(7、6級は即興演奏)④聴奏
試験時間は15分程度で受験料は
10級 | 4500円 | 9:8級 | 5500円 | 7・6級 | 6500円 |
正直、高い・・・
ちなみに、ちいはAコースのほうが楽そう~と思っていたのですが
先生よりBコースを指定されているので、Bコースで受験です。
また、幼児科のときの基礎グレードは、担当講師が出題し親も同席しましたが
今回からは出題するのも初めての先生、親も入りません。
何事もなければいいけれど、親は不安です。
グレード試験を受けるかどうか
真面目にレッスンを受けていれば演奏者グレードは落ちることはないし、
通っていればほぼ、強制的に受験することになりますが
もちろん、絶対ではないので受けたくなければ受けないという事もできます。
(いろいろ、先生には言われるとは思いますが)
受験料も高いし、受ける必要性を感じない、という人も多いようですが
これって、ひとつの目標なんだと思います。
スイミングスクールでの級とかと一緒ですね。
がんばったら帽子の色が変わるとかラインが増えるとか。
音楽って目に見える指標があるわけじゃないですから
正直、レッスンだけだと飽きてしまうのです。
だから、発表会とかコンクールとかそういうものを持ってきて
モチベーションを保とうとします。
グレード試験もその一種。
しかも発表会とは違って目に見えて自分の頑張りが評価される。
それってけっこう嬉しいことなんじゃないかなと思います。
コンクールもそうですが、こっちは必ず評価されるわけでもないし。
何の役にも立たないし、高いし、受けない!という選択肢もアリですが、
子供がイヤだと言わない限り、受けたほうがいいんじゃないかな
と私は思っています。