J専進級前に~よく考えてほしいこと!~
J専は花形コースです(と言われています)
単なる演奏技術ではなく、創作・アレンジ力も鍛えるコースとなっています。
なんとなく聞いた曲をアレンジしてみる、
今の気持ちをささっと即興で曲にしてみる。
出来たら、カッコいいですよね。
それを夢見て、J専進級を決める方も多いと思います。
ですが・・・
何事も、そう簡単には進まないのです。
今日は進級前に、よーーーーーく考えてほしい!ということを書こうと思います。
クラス解散事件
娘のちいは現在、J専年目。つまり開講してまだ約半年です。
なのに、人数が減ってグループ解散の危機に陥っています。
理由は、人がどんどん辞めてしまったから。現在2名です。
辞めた理由も引っ越しではなく
思ったよりキツイ、ゆるい、先生の指導法や楽器店のやり方がイヤ、といったもの。
レッスン前後にお母さんたちと雑談をしたりしていたので
突然、不満があるのでやめます!では無かったのですが、辞めるほどとは・・・
たったの数か月で辞める判断をした人も居て、正直びっくりでした。
グループレッスンを辞めるという事
辞めるという判断をしてしまうのはしょうがないのかもしれません。
不満があるものに、時間もお金もかけたくないですし。
子供はけっこう平気(というか、すぐ慣れる)でも、親はそうではないので。
ですがその為に、続けていきたいと思っている子達が続けられなくなってしまう。
発表会も出られなくなってしまう。
そうなるという事をよ~く考えてほしい。
そして、半年で辞めてしまうのなら、なぜ進級する前によく考えてくれなかったのか。
と、思うのです。
ヤマハは、個人のようでいて団体の習い事です。
辞める時期にもよりますが、特に発表会前に辞められると、各方面への影響は大きいです。
辞める前にやってほしい(ほしかった)こと
今回、辞めた方々は先生や楽器店にこれまで要望を伝えていなかったそうです。
つまり、いきなり辞めます!状態だったという事です。
辞めると決めている状態で先生や楽器店と話すから、妥協点もなく、平行線。
そして、親が焦れて、これ以上お金も時間も無駄なので辞めます!となる。
要望を伝えるのは、なかなか難しいと思います。
ただ、レッスン前後に先生と雑談(ひとことくらい)したり、
楽器店主催イベントに顔を出して話したり、受付さんと雑談をしたり。
こういったことをやってコミュニケーションを取っていれば
いざというときに話しやすいです。
(全部、うちがやってきたことです)
言わなければ伝わりません。何も変わりません。
汲み取ってほしい、と思ってもそれは無理なお願いです。
週2回、半年のお付き合いしかない先生にそこまで求めるのは酷だと思います。
再度、J専進級を決める前に
幼児科で先生からJ専についてお声がかかった場合。
再度、よーく考えてほしいこと
子供が創作・アレンジが好きかどうか
好きではなくても、親が価値を見出し出来ないときにサポートしてあげられるか。
(曲を考えるのではなく、あくまでサポートです)
ピアノ教室ではなく音楽教室
ピアノの演奏技術向上を目指しているなら、外部個人へ。
J専の個人レッスンで、演奏技術も教えてもらえますが、
JOCの時期には作曲がメインになります。過度の期待は禁物です。
レッスン、イベントに時間を割けるか
当たり前の事なんですが・・・
週2回のレッスンの送り迎え、地味にしんどいです。
また土日のイベント、それに向けた練習で何もない土日も練習でつぶれます。
ささっと出来る子なら平日の練習だけでもいいのでしょうが・・・
(娘は、平日遊びたいので代わりに土日に、がっつり、です。)
本当によーーーーーーく考えてほしい。
残された側の気持ちです。