グループレッスンの良し悪し
子供にピアノを習わせようと思った場合に、個人とグループどっちにしようと
思い悩む方も多いかと思います。
ヤマハはグループレッスンがメインですが、よくあるメリットとしては
- 仲間がいるので楽しい、切磋琢磨できる
- アンサンブルが出来る、合奏の楽しさを味わえる
- 学校(幼稚園)以外の居場所ができる
逆にデメリットは
- 細かく見てもらえない、間違えてもスルー
- 自分のペースで進めない(早すぎる、遅すぎる)
といったところ。個人の場合はメリット・デメリットが逆になります。
どちらがいいとは一概には言えません。
子供によって向き不向きもありますが、初めから分かるものでもなく・・・
幼児期の習い事は、どうしても親がセットです。
送り迎えから先生とのやりとり、自宅練習のサポートなどなど。
グループレッスンの場合で親がレッスンに同席する場合、
嫌でも他のお子さんの様子が分かってしまいます。そして自分の子と比べてしまう。
やっぱり自分の子には優秀でいてもらいたい。
優秀ではなくても足を引っ張るようなことをしてはいけない。
そんな思いが出てきて、ついつい自宅練習には熱が入ります。
それが、いい方向に出ればいいのですが、
熱心にやるばっかりに、子供が嫌がってしまう。
自分の子の出来なさ加減に嫌気がさして(または落ち込んで)辞めてしまう。
そんな親子を何組も見てきました。
必要以上に頑張りすぎて、息切れがしてしまうのです。
そして、グループを去って個人に変わり、
自分のペースになるから、練習をあまりやらなくなってしまって・・・と聞きます。
この場合どっちが良かったのか、難しいです。
さて、わが娘の場合。
幼児科までは幸運なことに、”できる”方だったので良かったのですが、
J専はそんな”できる”子ばかり。レッスンが進むにつれて、
小さい時はあまり分からなかった個々の差が出てきました。
レッスンでは演奏、歌、聴き取り、創作。いろんなことをします。
あの子は演奏はイマイチだけど、歌が上手、
この子は面白い曲を作るけど、弾くのはイマイチ。
かと思ったら、演奏も歌も聴音も創作も全部スゴイ!なんて子もいます。
他の子と比べてはいけない、自分の子の半年前、1年前と比べてください
と、先生には言われますがやっぱり気になります。
そして、必要以上に頑張らせ過ぎては反省・・・そんなことも多いです。
ちなみに子供はグループ、とっても楽しいそうです。
今日、グループの日だよ~というとやったー!というくらいです。
みんなと歌う、アンサンブルをする、みんなが作ったいろんな曲を聴く。
どれも楽しいとか。
比べてしんどいのは親だけのようです。
もっと、もっとサポートに徹しなければ!と思っています。