音楽は楽しい・・・といいな

娘のちいとの日々。主にヤマハ音楽教室について書いています。

最近の小学生

今日は、ちょっとヤマハから離れて書いてみようと思います。

 

先日、たまたま娘の幼稚園時代に同じクラスだったママに会ってお話ししました。

小学校に上がってからのあれやこれやを話しているうちに

放課後、なかなか遊ばせられていない、という話題に。

我が家は学校から近い(徒歩5分くらい)というのもあって

比較的、放課後時間があります。

それでも、なかなか友達と遊ぶということが出来ていません。

 

最近の小学生は多忙です。

いくつもの習い事を抱えているので、なかなか友達とスケジュール調整できないのです。

お互い習い事や用事の無い日がなかなか合わず、結局家でダラダラ過ごすことになります。

 

小学生の習い事といえば、ピアノ・スイミング・英会話・公文。

このあたりが定番。

そして、これらを全て習っている子も珍しくないです。

こんなにたくさん習っていたら、身につかないんじゃと思いますが

何かを身につけるためというよりは、

我が子が何に向いているか分からないのでとりあえず習わせているとか

とにかく、習わせていないと落ちこぼれるんじゃないかと不安で習わせている

という事をよく聞きます。

 

我が家の場合はピアノ(ヤマハ)以外はやっていませんので

水泳は、夏休み補修だったし

英語はアルファベットすら読めず。

勉強は、市販の問題集やらネットやらの問題をするから今のところ問題ないですが。

他の子より遅れている部分も多くあります。

1年生で九九が出来て当たり前、3桁以上の計算もスラスラこなし

難しい漢字も書く子がたくさんいますので。

それでも、この時期に大切なのはとにかく遊ぶこと!というのが我が家の方針。

学校の宿題はやってもらいますが、常にやっているものは他には読書くらいです。

少々できない部分もありますが、今のところ問題視はしていません。

 

最近、いろんな人と話していて思うのが、けっこう親が先回りしちゃってるなという事。

つまり、子どもが困らないように勉強は先取りして教え

宿題も、恥ずかしくないように親が手伝って教え。

 

これって、親もしんどいし、いつまでも続けらるわけじゃないので

将来、親が手伝えなくなった時にかえって困るんでは?とも思います。

 

もちろん、親の気持ちも十分に分かります。私もついつい手出ししちゃうので。

ただ、先生側としてはそんなに完成度を求めていないようです。

この年齢で出来ること、というのはプロの先生の方がよくご存じで

それ以上のものは求めてきません(少なくとも表面上は)

 

最低限のレベルをクリアしていれば問題なし、というわけです。

どんなに酷い(笑)作品でも、ちゃんと褒めてくださいます。

なので子供は、〇〇ちゃん上手だよね~なんて言っても何か改善しようとは思っていない様子。

 

 

授業参観に行けば、きちんと教わっているであろう子とそうでない我が子の違いは歴然。

できれば我が子には優秀でいてほしいという思いはもちろんあるので

ついつい、口出ししたくなります。

でも。親があれこれ手出しして難しいことをこなせたとしてもなんか違う気がする。

それって本当に子供の力になっているのかな?

本人が気づいてやらないと意味がないんじゃないのかな?

そう思って、ぐっとこらえています。

 

どっちが正解か分からないし、正解なんてないのかもしれないのが子育て。

悩みはつきません・・・